走れ、ワタシ

ワタシは激怒した。必ず、かの意志薄弱のワタシを除かなければならぬと決意した。ワタシには生きる意味がわからぬ。ワタシは、日本の若者である。大学院に進学し、親に甘えて暮らしてきた。けれども「明日から本気出す」に対しては、人一倍に敏感であった。

生きるとは致死率100%の病気だとはよく言ったもので

どうも私です。

 

 

祖母が入院しました。

なかなか身体が厳しいようです。

たまたま予定が大きく変わって時間が出来たので

3日ほどお見舞いに行けました。

 

 

 

母は今日、つい泣いてしまったようです。

母は何を思って涙したのでしょうか。

祖母が死ぬことを想像してまったのでしょうか。

もう二度とお出かけすることが出来ないことに絶望したのでしょうか。

もっと孝行すればと後悔したのでしょうか。

 

 

 

僕は死ぬことに対して恐怖心は持っていますが、

普段から、

生に対してはあまり肯定的にとらえていませんので、

病気に臥せた祖母を見ても悲しくなるということは

あまりありません。

 

 

人は老いた家族や友人を見て何を思うんでしょうか。

 

 

生きている限りはゆっくりと死に向かっていることを

改めて感じさせられている今日このごろです。

 

 

祖母には会えるだけ会おうと思います。

そして少しでも良くなって、退院出来れば、

どこか共に出かけていけたらいいなと思います。

 

 

 

 

ではまた逢う日まで。